「クラウドの設計から、顧客の運用まで支える。」
現場と信頼でつながる技術リーダーを募集します
アップストリームジャパンでは、お客様のビジネスの未来を創造するクラウドインフラ設計リーダーを募集しています。私たちは単なる技術提供者ではなく、お客様のビジネス課題を深く理解し、最適なクラウドソリューションを通じて本質的な価値を提供する真のパートナーを目指しています。
私たちが携わるのは、単なる構築に留まらない仕事です。クラウド環境を設計する段階から、お客様の運用フェーズにおける改善提案や継続的な支援まで一貫して関与します。現場の声をダイレクトに受け取り、信頼関係を築きながら、変化に柔軟に対応する姿勢を大切にしています。
AWS、Azure、GCPなどのパブリッククラウドについて実務に根差した技術を駆使し、戦略的思考と優れたコミュニケーション能力を持つあなたの力で、お客様のデジタルトランスフォーメーションを加速させませんか?共に革新的なクラウド環境を構築し、ビジネスの可能性を無限に広げていきましょう。
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アップストリームジャパン株式会社の生い立ち
信頼からの始まり
前職からお付合いのあったお客様からの要望がきっかけとなり、現場のメンバーが集まり会社を設立しました。
詳細
私たちの会社「アップストリームジャパン株式会社」は、お客様との信頼関係から生まれました。
前職で私は、システム運用管理サービスの提供部門を管理していましたが、会社の組織変更によりその業務から離れることとなりました。その際、お客様から「サービスが劣化するのは困る」「今のメンバーで続けてほしい」といった声をいただきました。
その言葉を受け、現場でサービスを支えていたメンバーたちが立ち上がり、新たな会社を設立しました。
システム運用管理から開発へ
トヨタ自動車からの誘いを受け、システム開発事業を本格的に開始しました。
詳細
私たちは創業当初、システムの運用管理に特化したサービスを提供していました。
転機となったのは、トヨタ自動車に在籍する知人からの一本の電話でした。
「大手SIerが何度も失敗しているプロジェクトがある。興味があれば挑戦してみないか?」というお誘いでした。
ちょうど前職でともに働いていた開発メンバーが当社に加わっていたこともあり、迷うことなくその挑戦を受ける決意を固めました。
この出来事をきっかけに、当社はシステム開発事業を本格的に展開し、現在に至っています。
現在にいたる
現在では、お客様の成功を支えるパートナーとして、最適なソリューションを提供し続けています。
詳細
私たちは「お客様の成功を支えるパートナーであり続ける」ことを信念としています。
パートナーであるからこそ、お客様が望む技術であっても、状況に応じて最適でないと判断すれば、率直に意見をお伝えします。導入の目的や時期、環境を丁寧に見極め、常に「結果を出す」ことを最優先に、最適な技術を選定しています。
お客様が本当に求めているのは、単なる製品ではなく、ビジネスの成長と成功です。だからこそ私たちは、技術の選択肢を冷静に見極め、最善のソリューションを提供することで、「システムを納めるだけの存在」ではなく、信頼できるパートナーであり続けたいと考えています。
そしてその成果が、お客様のビジネスの拡大、さらには社会への貢献につながることを私たちは目指しています。
私たちの存在意義
アップストリームジャパン株式会社は、単なるシステム提供者ではなく、お客様の成功を共に目指すパートナーとして、以下の価値観に基づいて事業を展開しています。
お客様の成功を支える
私たちは単なるシステム提供者ではなく、お客様のビジネスの成長と成功を支える信頼できるパートナーであり続けることを目指しています。
最適な技術の選択
導入の目的や時期、環境を丁寧に見極め、常に「結果を出す」ことを最優先に、お客様にとって最適な技術を選定しています。
社会への貢献
お客様のビジネス拡大を支援することで、その先にある社会全体への貢献を実現することが私たちの使命です。
アップストリームジャパン株式会社の事業内容
システム運用・管理
私たちは、お客様が付加価値の高い業務に集中できるよう、安定性と可用性の高いシステム環境を支える"裏方"として、システム管理に取り組んでいます。お客様の業務が中断されることなく継続できる状態を維持することで、生産性と業務品質の向上、さらにはビジネスの成長を支援しています。
もっと詳しく
私たちのシステム運用管理サービスは、顧客が付加価値の高い業務に集中できる環境を提供し、顧客のビジネス成長を支えることを目的としています。ITインフラの運用を担う私たちは、単なる運用代行者ではなく、顧客の成功を共に追求するパートナーとして機能します。業務効率を向上させると同時に、顧客が提供するサービスの品質向上を後押しすることが私たちの使命です。
サービスの特徴
  1. 現場理解を重視
    私たちの運用管理サービスは、顧客のシステムを安定稼働させるだけでなく、情報戦略を実現するための基盤を提供することを目指しています。そのために、システム障害の迅速な対応や復旧、セキュリティリスクの管理に加え、顧客のニーズに応じた各種検証や調査を実施することで、ITインフラの最適化を支援します。 また、運用データの可視化や自動化を推進し、日常業務の効率化を図ることで、顧客が本来の業務に集中できる環境を整備します。これにより、短期的な課題解決にとどまらず、長期的なビジネス成長に貢献します。 私たちは、単なる運用代行ではなく、顧客の戦略的なIT活用を支え、顧客ビジネスの成功を支援するパートナーとして、質の高い運用管理と幅広いサポートを提供しています。
  1. 運用を見据えたシステム構築
    私たちのサービスの特徴として、運用を見据えたシステム構築を行うことがあります。私たちは、顧客業務のニーズを深く理解することで、他社ベンダーが提案しがちな過剰なシステム投資を避け、顧客にとって本当に必要な最適な技術・製品・サービスを選択します。
    具体的には、顧客の業務目的や長期的な運用計画に基づき、効率性と拡張性を兼ね備えたシステム設計を行います。また、構築段階から運用の安定性を最優先に考慮することで、運用コストを抑えながら高いパフォーマンスを実現します。
  1. サービスの効果
    私たちは、既存のシステム環境や運用方法を綿密に分析し、顧客が抱える煩雑な課題を取り除くことで、本来の業務に集中できる状態を作り出します。この取り組みにより、顧客の業務効率が向上するだけでなく、その先の利用者に対するサービスの質が高まり、社会全体に貢献できると信じています。
業務システム開発
私たちは、お客様の業務内容や体制、目的に応じた最適な開発手法を採用しています。ウォーターフォールとアジャイルを柔軟に使い分け、お客様の課題解決に最も適した形でサービスを提供します。特に要件が明確でない複雑な業務プロセスには、プロトタイプを活用したアジャイル手法を導入し、お客様の要件整理の負担を軽減します。段階的に完成度を高めていくことで、お客様にとって真に価値のある"使えるシステム"を実現します。
もっと詳しく
私たちの業務システム開発サービスは、システム構築に留まらず、お客様の業務を深く理解し、現場で直面している課題を共に解決することを目指しています。お客様の声に真摯に耳を傾け、真のニーズを見出し、最適なソリューションを提供します。
サービスの特徴:
  1. 現場理解を重視
    開発の第一歩は、お客様の業務プロセスを徹底的に理解することです。現場担当者とのヒアリングや業務フローの詳細な分析を通じて、現状の課題とボトルネックを明確にします。これにより、システム化の優先順位と仕様を的確に設定し、真に効果的なソリューションを設計します。
  1. お客様の負担軽減
    初期ヒアリングから仕様決定、開発・テスト・導入までの全工程において、お客様の負担を最小限に抑えることを心がけています。複雑な業務要件の整理や曖昧なニーズの明確化は、私たちのエンジニアがリードし、お客様が本来の業務に集中できる環境を提供します。
  1. 柔軟なカスタマイズと迅速な対応
    お客様固有の業務フローに合わせたカスタマイズを行い、課題解決に最適なシステムを設計・開発します。アジャイル開発手法の採用により、要件変更や新たな課題にも柔軟かつ迅速に対応し、常に変化するビジネス環境に適応したシステムを提供します。
  1. 信頼関係の構築
    お客様との直接的なコミュニケーションを重視し、日々の進捗共有やフィードバックを通じて強固な信頼関係を築きます。この信頼関係が、開発プロセス全体の円滑な進行と、納品後の安定した運用を支えています。
私たちの目標: お客様が付加価値の高い業務に集中できる環境を整備し、お客様の成功を通じて地域社会に貢献することが私たちの目標です。このサービスを通じて、お客様の課題を解決し、「ありがとう」の言葉をいただける瞬間を共に創出していきたいと考えています。
私たちのサービスの重要性
生産性向上
顧客企業の役職員が付加価値の高い業務に集中できるようになり、全体的な生産性が向上します。
もっと詳しく
私たちのインフラシステム運用・管理サービスは、顧客の業務生産性を向上させるために不可欠です。日常的な運用業務の効率化を図ることで、顧客が抱える煩雑な作業を削減し、付加価値の高い業務に集中できる環境を整備します。
また、運用データの可視化や自動化を推進することで、業務プロセスの見える化を実現し、さらなる効率化のための意思決定をサポートします。これにより、運用負担の軽減だけでなく、顧客の業務全体のスピードとクオリティの向上が可能になります。私たちは、運用・管理の最適化を通じて顧客の業務効率を引き上げ、持続可能な成長を後押しします。
システム安定性
システム障害の頻発を防ぎ、サービスの品質を維持することで、顧客企業の信頼性を高めます。
もっと詳しく
システムの安定稼働は、ビジネスの信頼性を支える重要な要素です。私たちは、顧客のシステムが常に正常に稼働し続けるよう、未然に障害を防ぎ、万が一障害が発生した際には、迅速な障害対応と復旧を行います。
また、セキュリティリスクの監視と管理を徹底し、潜在的な脅威を未然に防ぎます。さらに、定期的なシステム診断やメンテナンスを通じて、予防的な対応を確実に実施します。
これにより、予期せぬシステム停止やトラブルによる業務への影響を最小限に抑えます。安定性を保ちながら、顧客が安心してビジネスを展開できる基盤を提供することが、私たちの運用管理サービスの重要な役割です。
競争力強化
効率的な業務システムの開発により、顧客企業の競争力が向上し、市場での地位を強化します。
もっと詳しく
インフラシステムの運用・管理は、顧客の競争力を強化する鍵となります。効率的な運用プロセスの構築や最適化されたコスト管理を通じて、顧客のIT投資効果を最大化します。
また、最新の技術や運用手法を取り入れることで、顧客のシステムが変化する市場ニーズに柔軟に対応できるようサポートします。これにより、顧客はより迅速かつ的確にビジネスの意思決定を行える環境を手に入れます。私たちは、運用管理を通じて顧客の業務効率と競争優位性を高め、持続可能な成長を支援しています。
社会的影響
顧客企業の成功を通じて、国や地域社会全体にポジティブな影響をもたらします。
もっと詳しく
私たちの運用管理サービスは、顧客を通じて社会全体に影響を与える重要な役割を果たしています。
安定したインフラシステムは、顧客が提供するサービスの質を向上させ、その先の利用者に対して価値を届けます。特に公共性の高いサービスを支える場合、システムの安定性や効率化は、利用者の日常生活や社会の持続可能性に直接貢献します。また、効率的な運用によるコスト削減や環境負荷の軽減も、社会全体の豊かさに寄与します。私たちは、顧客の成功を通じて社会全体を支えることを使命としています。
アップストリームジャパンの独自性
真のパートナーシップ
顧客の目標を共有し、課題を自分ごととして捉えることで、信頼に基づいた長期的な成功を共に追求します。
もっと詳しく
私たちは、単なる業務委託の枠を超えた「真のパートナーシップ」を提供します。顧客の目標を共有し、課題を自分ごととして捉えることで、長期的な成功を共に追求する姿勢を持っています。たとえ顧客が導入を検討している技術であっても、環境や目的に合わない場合は、リスクを明確に指摘し、より適切な選択肢を提案します。このアプローチにより、短期的な結果だけでなく、長期的な信頼関係を築くことを目指しています。私たちは、顧客の利益を第一に考え、その成功を共に実現する「パートナー」としての役割を重視しています。
積極的な取組み
単なる業務遂行ではなく、課題の先回りや改善提案を通じ、顧客の利益を最優先に行動します。
もっと詳しく
私たちは、与えられた業務をこなすだけではなく、顧客の業務改善や戦略実現のために積極的に取り組むことを特徴としています。システムの運用や構築において、課題を先回りして把握し、改善策を提案する姿勢を徹底しています。また、必要と判断される場合は、契約に明記されていない範囲であっても顧客の利益に繋がるアクションを実施します。このような積極性は、顧客の信頼を深めるとともに、業務の質を向上させる原動力となっています。私たちは、サービス提供者以上の役割を果たすことを心がけています。
顧客と対話し、価値を共創するための「直接契約」
大手企業との直接契約により、顧客の声を直接受け取り本質的な課題解決に関与。信頼関係を築き、技術者として価値ある仕事を実感できます。
もっと詳しく
私たちは、トヨタ自動車をはじめとする大手組織と直接契約でプロジェクトを進めています。
これは単なる営業方針ではなく、エンジニアが顧客の声をダイレクトに受け取り、より本質的な課題解決に関与できる環境を整えるためのものです。
下請け構造を避けることで、伝言ゲームによる情報の劣化を防ぎ、スピーディかつ柔軟に対応できる体制を確保しています。
結果として、顧客との信頼関係を深めながら、設計や運用の提案にも意思を持って関われる。
それが、私たちが技術者として「価値ある仕事をした」と実感できる理由のひとつです。
【募集ポジション】
クラウドの設計から運用まで顧客に寄り添える
クラウド特化型エンジニア
仕事の役割
顧客に対する役割
クラウドの利用を検討している顧客が本当に求めているのは、最新技術ではなく「標準化・セキュリティ・運用性を両立し、安心して使える仕組み」です。
そのためにあなたには:
  • 技術方針やサービス選定をわかりやすく伝える相談相手
  • 各部門や要件の整理を手伝い、理想的な構成を一緒に考えるパートナー
  • 運用の複雑化を防ぐ"設計思想"の翻訳者
として、顧客の "技術的な右腕" になっていただくことを期待しています。
チームに対する役割
技術の習得と実践は、ひとりでは実現できません。あなたが持つ知見や判断軸は、チーム全体を導き、育てる力を持っています。
その影響力を活かし、あなたには以下のような役割を担ってほしいと考えています:
  • エンジニアとしての判断基準を言語化し、設計・構築における論理的思考の"型"をチームに示す
  • 若手やメンバーが壁にぶつかったとき、自ら考える力を引き出す支援を行い、成長のきっかけを与える
  • システム障害や想定外の事態にも落ち着いて対処し、周囲に安心感と判断軸を提供できる
  • 技術面だけでなく、チームの空気を察し、適切な声かけや関わり合いを通じて、メンバーの心理的安全性と主体性を引き出す
つまりこのポジションは、自らが先頭に立つだけでなく、
論理的な思考や判断軸を共有することで、チーム全体の技術力を着実に引き上げていく存在として期待されています。
プロジェクトに対する役割
私たちが手がけるのは、オンプレミス環境からパブリッククラウドへの移行プロジェクトです。
このようなプロジェクトでは、構成を設計・構築するだけでなく、「構築後の運用」まで見据えた「仕組み」をデザインし、プロジェクト全体を前に進める力が求められます。
このポジションでは、以下のような多面的な役割を期待しています:
  • 運用フェーズを見越した構成方針・技術選定の責任を担う
  • セキュリティ・拡張性・運用性を両立するアーキテクチャを構想する
  • 顧客の要求や期待値を整理・翻訳し、実現可能な要件としてチームに伝える
  • トラブルやリスクの兆候を早期に察知し、関係者と調整を行いながら軌道修正する
  • 品質・コスト・納期のバランスを保ちつつ、プロジェクトを前進させる
つまりこのポジションは、技術的なリーダーであると同時に、プロジェクトのナビゲーターでもある。 顧客とチーム、現場と構想の間をつなぎながら、着実に「成果」に導いていく存在として期待しています。
主な業務内容
顧客支援
 本業務では、クラウド移行やシステム再構築を進める顧客に対して、単なる技術者ではなく“技術的な右腕”として伴走することが求められます 。
 顧客が本当に求めているのは、最新技術そのものではなく、「標準化・セキュリティ・運用性を両立し、安心して使える仕組み」です。そこで私たちは、顧客の言葉を受け止め、目的や背景を丁寧に読み取りながら、最適な構成や技術方針を共に検討・提示します。
 具体的には、システム部門・サービス運営部門・情報セキュリティ部門など、多様なステークホルダーと会話し、要件のすり合わせや矛盾の調整を行いながら、合意形成を図っていきます。 また、パブリッククラウドの利用に際しては、構成やサービスの選定理由を顧客が理解できる言葉で説明することも重要です。例えば「なぜマネージドサービスを選ぶのか」「なぜこの構成では冗長性が担保されるのか」といった技術的な判断軸を、業務視点に置き換えて伝える役割を担います。 顧客にとって“安心して任せられる相談相手”であることが、このポジションにおける最も大きな価値です。
チーム支援・育成
 このポジションでは、クラウドに関する高い専門性だけでなく、チーム全体の技術力を底上げし、育成する視点も強く求められます。 設計や構築を進める中で、技術的な判断を行う場面は多々ありますが、その際「なぜこの方式を選ぶのか」「どのような選定基準があったのか」を言語化し、周囲と共有することが求められます。これにより、属人的な判断ではなく、再現性ある“設計思考の型”をチームに伝えることができます。また、若手や中堅メンバーが課題に直面した際には、解決策を与えるのではなく、問いかけや視点の提示を通じて「自ら考え抜く力」を引き出す支援が期待されます。
 障害対応や不測の事態が起きたときにも、焦らず状況を見極め、論理的に判断し、周囲に安心感を与えながら方針を示す冷静な対応が必要です。 加えて、技術面だけでなく、チーム内の空気感やメンバーの心理状態にも気を配り、声をかけたり会話を通じて心理的安全性を高めていく役割も担います。 チームの主体性と自律性を育み、メンバーが「安心して挑戦できる」土壌を整えることも、技術リードとしての重要な役割の一つです。
プロジェクト推進
 このポジションでは、クラウドを活用したインフラ刷新や既存システムの再構築において、技術リーダーとしてだけでなく、プロジェクトを推進するマネージャーとしての役割も担っていただきます。具体的には、顧客との合意形成や要件整理から、構成方針の策定、技術選定、実装フェーズの進行管理まで、一連のフェーズを横断的にリードします。
 クラウドプロジェクトでは、機能や構成を単に「作る」ことよりも、「その後も安定的・継続的に運用できる仕組みにすること」が重視されます。技術的な選定にあたっては、性能やコスト、セキュリティ、可用性、運用負荷といった複数の要素を比較・検討し、顧客・チームの両方が納得できる形に落とし込む必要があります。
 また、進行中のプロジェクトにおいては、仕様の揺れやリスクの兆候を早期に察知し、関係者と適切に調整を行うことも重要です。例えば、「この要件は予定よりも複雑になっている」「監視の仕組みが構成に含まれていない」など、プロジェクト全体の品質・コスト・納期バランスに影響するポイントを見逃さず、調整・判断・交渉を行います。プロジェクトマネージャーとして、構想と現場、顧客とチームの間に立ち、全体を前に進める推進力が求められる役割です。
システムの運用・管理業務
 本ポジションは構築だけでなく、既に稼働しているシステムやサービス基盤の「運用・管理」にも深く関わります。対象となるのは、顧客が提供する自社サービスのITインフラ全般やネットワーク、各種業務システムなど多岐にわたります。日々の業務では、障害対応やログ分析、パフォーマンスの確認、リソース最適化、パッチ管理などの定常業務に加え、運用手順や構成管理のドキュメント整備も含まれます。また、監視アラートの対応や障害発生時の一次対応・エスカレーション判断など、運用現場の最前線での対応力も求められます。
 インフラの安定稼働を保つことは、顧客のサービス継続に直結する重要なミッションであり、技術的な知識と同時に冷静な判断力が不可欠です。さらに、業務の中では単に作業をこなすのではなく、「なぜこの作業が必要なのか」「もっと効率化できないか」といった問いを持ち続ける姿勢が求められます。特にリーダーであるあなたには、定常業務を自らが実施するのではなく、それらの業務が確実に実施され、かつ継続的に改善されるような仕組みを整備・運用することが重要な役割として求められます。
 クラウドに強いエンジニアとして、従来のオンプレミス運用からの移行も含め、安定運用に加えた最適化視点で運用全体を設計・実行していくことが期待されます。
改善の推進
 システムや運用の現場には、業務フローや構成、体制、ツール活用など、さまざまな非効率や改善余地が存在します。本ポジションでは、そうした課題を自ら発見し、関係者と対話しながら、現場のリアリティに即した改善策を提案・実行していくことが期待されます。 例えば、「手作業で行われている設定作業をIaCで自動化する」「定期作業をジョブ化・スクリプト化する」「属人化していた対応手順を標準化し、誰でも回せる仕組みにする」など、改善の対象は多岐にわたります。改善にあたっては、単なる効率化だけでなく、再発防止・品質向上・運用負荷低減といった複数の観点をバランスよく考慮する必要があります。
 また、チームや顧客と連携し、改善の文化を根付かせることも重要です。自ら提案し、動き、仲間を巻き込みながら改善を“仕組み”として定着させる力が問われます。技術的知見に加え、現場の声を聞き取る力、改善案をわかりやすく伝える力、周囲を巻き込む推進力が発揮できるポジションです。現状を疑い、理想に向かって前進する姿勢が、組織全体に良い変化をもたらします。
1日の流れ
以下の内容は、プロジェクトにおける典型的な一日の流れを想定した一例です。
実際の業務はプロジェクトフェーズや担当領域に応じて変動します。
09:30 ~ 10:00 朝会でチーム状況と前日までの障害確認
  • 各メンバーの進捗確認と本日のタスク整理
  • 前日に発生した軽微なアラートやインシデントの振り返りと対処方針の共有
  • 作業の優先順位や役割のすり合わせ
10:30 ~ 12:30 顧客との技術的議論や仕様調整
  • クラウド設計に関する構成方針(例:冗長化・バックアップ設計)の提案と合意形成
  • セキュリティ要件(IAM、ログ管理など)のすり合わせと仕様の確定
  • 顧客側の制約条件や運用体制を踏まえたアーキテクチャ調整
12:30 ~ 13:30 お昼休憩
  • お昼休憩は各メンバ自由に過ごしています。
  • 近隣にあるお店で食事をしてくる人もいれば、自分で作ってきたお弁当を執務室で食べてる人もいます。
13:30 ~ 17:00 設計ドキュメントの作成やスクリプト実装
  • AWS/Azure等のパブリッククラウドの構成設計書やネットワーク構成図の作成
  • TerraformやAnsibleによる構成自動化スクリプトの設計・コーディング
  • 運用チーム向けの構築手順書やセキュリティ対応フローの整備
17:00 ~ 18:00 チームレビューや構成方針ディスカッション
  • 他メンバーが作成した構成案やコードに対する技術レビュー
  • 非機能要件(監視、保守性、可用性)への配慮が行き届いているかの確認
  • チーム内での技術的な意思決定(例:利用するサービスや設計方針の採用)
18:30 情報共有と整理、1日の振り返り
  • 明日の作業や障害対応に向けたナレッジのドキュメント化
  • SlackやConfluenceなどでの社内向け技術共有
  • 今日の課題点や改善アクションのメモ/個人での技術情報キャッチアップ
求める人材
経験・スキル
1)必須
  • AWS、Azure等のパブリッククラウド環境の設計および、構築経験
  • サーバ(Linux/Windows)構築・運用の実務経験
  • IaC(Terraformなど)やスクリプトによる自動化経験
  • ネットワークやセキュリティに関する理解
  • 顧客対応を含むプロジェクト実行経験(調整・設計・レビューなど)
2)あると良い経験・スキル
  • 公共系または、大規模基盤構築プロジェクトの経験
  • セキュリティソリューション導入プロジェクト経験(認証、監査ログ、ゼロトラストなど)
  • チームマネジメントまたはメンター経験
  • 後輩育成や教育経験
求める人物象
  • クラウド設計/構築の実務経験を活かして、より価値ある提案をしたい方
  • 技術を通じて人に貢献したいと考えている方
  • チームの成長にも関心があり、教える/任せるができる方
  • 曖昧な状況で、要件を整理・構造化できる方
  • 自らが技術の軸となるだけでなく、後進の成長を支援し、チーム全体の技術水準を引き上げていく存在としての活躍を期待しています。
労働条件
勤務地
  • 東京都文京区
  • 都営三田線 千石駅から徒歩5分
  • JR巣鴨駅、駒込駅 徒歩10分
  • 喫煙室あり
雇用形態
  • 正社員(期間の定めなし)
  • 試用期間:3ヶ月
  • 定年65歳(再雇用制度あり)
報酬と賃金形態
  • 年収:500万~900万円
  • 具体的な報酬は、ご経験や実績を考慮し、両者合意のもと決定させていただきます。
  • 基本給+業務手当+通勤手当
就業時間
  • 9:30~18:30
  • 時間外労働:平均20時間/月
  • 繁忙期は40~50時間の可能性あり
休日
  • 土・日・祝日
  • 夏期休暇(3日間)
  • 年末年始休暇(12/29~1/3)
  • 有休休暇:入社3ヶ月後に10日付与
社会保険
  • 雇用保険
  • 労災保険
  • 健康保険
  • 厚生年金
  • 障害保険
応募方法と選考ステップ
1
応募フォーム記入
リンクをクリックして、必要事項をご記入ください。
2
面談
社長が、会社の事業内容、方針、仕事の内容などを説明させて頂きます。
会社や仕事の内容を理解してもらったうえで、採用プロセスに入ります。
面談後に、応募の意思があれば、一次面接に進ませて頂きます。
3
一次面接
現場のマネージャが面接を行います。
面接は以下のような流れですすみます。所要時間は60~90分程度です。
  • 自己紹介を兼ねた職務経歴の説明
  • 面談の時に確認できなかった事など質疑応答
  • マネージャからの質問
  • フリーディスカッション
4
筆記試験
適性検査を実施していただきます。
適正検査はWebで簡単に実施できます。
弊社からURLをお送りしますので、5日以内に自宅で対応していたきます
5
役員面接
最終面接を対面で実施します。
役員面接は社長とマネージャが同席し以下のような流れで進みます。ただし、ランチミーティング形式などの食事をしながらの面接となる場合もあります。
  • 自己紹介を兼ねた職務経歴の説明
  • フリーディスカッション
よくある質問(FAQ)
年齢制限はありますか?
  • 年齢制限はありません。ただし、65歳定年であるため、65歳以上は不可です
応募資格を教えてください
  • 学歴 :不問
  • 経験 :業務経験、スキルについては、上述の『求める人材』を参照ください
選考プロセスの期間はどのくらいですか
  • 応募から内定まで、通常2〜3週間程度です。
  • 選考は応募フォーム記入、社長面談、一次面接、筆記試験、役員面接の順で進めさせていただきます。
勤務時間と勤務地について教えてください
  • 勤務時間は基本的に9:30〜18:30です。
  • 勤務地は東京 23区内の某独法内にある、弊社のサテライトオフィスとなります。
休暇はどうなっていますか?
  • 土日祝日はお休みです
  • 年末年始の休暇は、12/29~1/3
  • 夏期休暇は、毎年6/1~10/31までの間に使える休暇が、3日間付与されます。
残業はありますか?
  • 正直に言うと、残業はあります。
  • プロジェクトの追い込みや、障害発生などに起因する残業には、マネージャ陣と一緒に対応してもらいます。
  • 大規模なイベントがある月は、メンバー平均 40時間程度の残業があります。
  • 平均的な月では、概ね20時間程度の残業時間です
  • 残業代は支給されます(ただし、20時間までは業務手当として残業有無にかかわらず支給)
休日出勤はありますか?
  • セキュリティパッチの適用作業は、システム停止が可能な休日に行うため1回/月の頻度で、休日出勤が発生します。
  • 休日出勤した際には、代休取得していただきます。(代休取得率は100%です)
有休は取れますか?
  • 有給取得率は約50%。
  • 責任ある仕事が多い一方で、休暇の取得はチームで調整して可能な体制です。
テレワークで勤務することは可能ですか?
  • システムの運用・管理という業務は、システムの近くにいることが価値となるため、週5回(フルリモート)のテレワークについては、原則認めていません。
  • プロジェクトの状況に応じて、月に数回のテレワークは可能としています。(判断は現場マネージャ)
  • ただし、テレワークは業務に慣れた後に可能となります。
入社後の研修制度はありますか
  • 技術スキル獲得目的の研修は、本人希望や、マネージャからの推薦によって外部研修を受講していただいています。
  • 国の「クラウド バイ デフォルト原則」に従うために、独法担当のエンジニアはPublicクラウド関連の研修を受講してもらっています。(ただし、研修を受ける際には予め業務に影響が出ないように調整していただく必要があります。)
  • これらの研修の受講についても、毎月実施される1on1ミーティングで直接マネージャや、社長に希望を伝えることができます
入社までに勉強しておいた方が良いことはありますか?
  • 顧客が独立行政法人のため、国のセキュリティガイドラインなどを目を通してほしいドキュメントが幾つかあります。
  • 面接時に現場のマネージャから、業務にスムーズに入っていけるために幾つかのガイドライン等をご案内させていただきます。
昇格について
  • 役員を含めて8つの等級(ステージ)で業務遂行能力を管理しています。
  • 昇進、昇給ともに、前年の目標管理等の結果を考慮して、毎年7月に見直しが入ります。
昇給・昇格の時期について
  • 毎年7月に昇給・昇格があります。
評価制度は明確ですか?
  • 目標管理シート等を利用した評価制度を行っています。
  • 評価方法を含んだ内容は、すべてマニュアル化され社員全員に配布されています。
異動はありますか?
  • 異動については、本人が望めば異動は可能です。 本人が望めば、開発インフラエンジニアからセキュリティエンジニアや開発エンジニア部門への異動もあり得ます。(業務状況をみながら段階的に異動していくことも有ります)
  • 異動の希望は、毎月行われるマネージャとの1on1ミーティングや、社長との1on1ミーティングで伝えることが可能です。
こここまでお読みくださったあなたは、
きっと「技術」だけでなく、“人”や“想い”も大切にされている方ではないでしょうか。
私たちは、あなたのこれまでの経験や価値観を最大限に活かしながら、
お客様にとって「本当に必要とされる環境」を一緒に築いていきたいと考えています。
まずは、お気軽に【応募する】ボタンからご連絡ください。
ご安心いただきたいのは、「応募する=すぐに選考」ではないということです。
まずはカジュアルな面談の場をご用意し、私たちのことを知っていただく機会としています。
面談では、選考に関わるような質問は一切行いませんし、
無理に採用を進めることもありません。
「ちょっと話を聞いてみたい」
そんな気持ちで、ぜひ一歩を踏み出してみてください。
スカウトメールを受け取った方は、そちらにご返信いただいても構いません。
あなたとお話しできる日を楽しみにしています。